店舗名 | かんてい局つくば店 |
ブランド名 | (なし) |
商品名 |
K18 6面W喜平ネックレス |
買取金額 |
300,000円 |
更新日時 | 2020年4月2日 |
K18喜平ネックレスの買取について
喜平ネックレスはジュエリーとしてだけでなく、資産運用の手段としても価値が高いお品物です。
特に金のものは価値が高く、持ち込まれるのもK18を素材とするものが最も頻繁に持ち込みされます。
バブル時代に流行ったことから、終活や、遺品整理、引越しの月である3月などに持ち込まれることが多いです。
喜平ネックレスの特徴
喜平(きへい)とは、ネックレスのデザインの一つです。
一番基本のデザインは、輪っかをチェーン状につないだもので、「アズキチェーン」、海外では「ケーブルチェーン」とよばれます。
日本名である「アズキチェーン」という名前は、一つ一つの輪の形が楕円形で、アズキに似ていることから、この名前がつきました。
喜平は、アズキチェーンを輪っか一つ一つを90度ひねった上で、押しつぶしたデザインになります。
アズキチェーンでは、縦向きの輪っか、横向きの輪っかが一つおきに並ぶデザインになりますが、
喜平は全ての輪っかの押しつぶした面が綺麗に並び、重厚感のあるデザインです。
名前の由来ははっきりとはわかっていませんが、有力な説が2説あります。
一つ目は一番最初に喜平を作った職人の名前が「喜平」という名前であったから、という説。
喜平さん...明治安田生命の名前ランキング(2020/04/02現在)によると、ランキング圏外の名前でした。
今では〜平という名前も珍しくなってきています。
(〜平という名前で筆者がパッと思いつくのは、サザエさんにでてくる波平です。)
落語に「喜六」などという名前もでてきますし、大正、昭和時代とかでしょうか。
二つ目は、南北戦争時代のアメリカの騎兵隊が身に付けていたサーベル (剣)に付属していた鎖の形が元になっており、「騎兵」が「喜平」へと変化したというものです。
南北戦争が起こった年は1861年なので、日本でいうと明治時代のころ。
いずれにせよ、古くから親しまれてきたデザインのようですね!
喜平ネックレス自体の歴史は古いのですが、バブルの時代に大流行します。
査定のポイント
喜平は、基本的に単一の素材で作られており、貴金属類の相場の変化をもろに受けて値段が変化します。
素材として使用される貴金属として代表的なもので、金とプラチナがあります。
プラチナは金より産出量が少ないため、1985年頃のバブル時代には、金の2倍近くの値段がついていました。
(田中貴金属工業のホームページを参照)
しかし、今は金の方が高値で取引される傾向にあります。
金は宝飾や投資などの使用が75%を占めるのに対して、プラチナは工業用途が61%を占めるので、プラチナの価格は景気の変動を大きく受けてしまうのがひとつの原因といえます。(東京証券取引所の「貴金属取引の基礎知識」より)
しかし、それだけでこの逆転現象を説明するのは難しいでしょう。
金は、人を引きつける不思議な魅力があるようです。
スタッフから最後に