店舗名 | かんてい局つくば店 |
ブランド名 | 日本銀行 |
商品名 |
500円札 |
買取金額 |
3,200円 |
更新日時 | 2017年11月1日 |
500円札の買取について
かんてい局つくば店では、古銭のお買取も行っています。現行のお金ですと、古いものでも両替になってしまいますが、旧紙幣など、日本のお金なら、その古銭の金額より高値でお買取できる場合があり、銀行で両替するよりお得になる可能性があります!500円札の場合も例外ではありません。実際、お店に持ってきてくださる方も多く、まだまだご家庭に眠っている方も多くいらっしゃると思いますので、是非当店までお持ちください。
500円札の特徴
500円札は、1951年(昭和26年)に発行が開始し、1994年(平成6年)に発行が停止された旧紙幣です。紙幣の表面に描かれているのは岩倉具視です。江戸の幕末から明治初期、明治維新において打倒幕府を掲げて、西郷隆盛や大久保利通らとともに活躍した人物です。岩倉使節団の中心人物として渡米し、日本人で初めてチョコレートを食べたとの逸話もあるそうです。裏面には、富士山が描かれており、1942年(昭和17年)11月3日に国鉄職員、名取久作が山梨県大月市から撮影したとされる見事な富士山像です。
500円札にはB号券とC号券の2種類があり、今回お買取した500円札も2種類ございました。特に、B号券を通称旧500円札といわれます。
B号券は表面の四隅と左中央に大きく「500」の文字が印字されています。裏面の左中央にも大きく「500」と印刷されています。こちらは1951年11月1日~1971年の間に発行されたお札で、さらに発行された期間が「前期」と「後期」に分けられます。前期は、紙が黄みがかっていてクリーム色、後期は紙の色が白紙に近いのが特徴です。高額買取になるのは主に「前期」の500円札で、さらに記番号の頭のアルファベットが一桁か二桁かによって買取金額も変わってきます。
前期アルファベット一桁の場合、美品なら額面の2倍になることもあり、未使用品ならばさらに高額買取が期待できます。前期アルファベット二桁の場合も美品ならば買取金額のアップが期待できます。後期の500円札の場合は未使用の状態でなければ両替になることが多いです。
C号券は表面左側が空白になっており、透かしが確認しやすい作りになっています。こちらは1969年~1994年まで発行されたお札で、比較的近年まで発行されていたため、希少価値はなく基本的に両替となります。前期後期の区分もなく、アルファベットも二桁のものしかありません。未使用品でも額面通りの買取となります。
査定のポイント
さきほど申し上げたように、500円札B号券の前期(クリーム色の紙幣)は額面より高い金額でお買取できる場合があります。
また、こうした古い紙幣にはエラープリントがある場合があります。そうしたものの場合、プレミアがつくことがあります。
「福耳エラー」は、四隅のどこかに余計な紙片がついており、裁断時にカットできなかった紙が耳のように残ってしまい福耳に見えることから名づけられたエラープリントです。お札の裁断がずれて中央からずれ、見切れてしまったり寄ってしまっている「裁断エラー」もプレミア紙幣です。
番号が、ゾロ目、キリ番、階段(123456)になっているもの、連番や束になっていて未開封のもの、アルファベットがAから始まりAで終わる「A-A券」をはじめとした、「Z-Z券(ラスト番号)」「B-B券」などのサンドイッチ番号などもプレミア紙幣です。
ご自宅に500円札が眠っている方は、是非探してみて下さい!
スタッフから最後に