店舗名 | かんてい局つくば店 |
ブランド名 |
レナードカムホート(LEONARD KAMHOUT) |
商品名 |
クレーンベルキークラスプ |
買取金額 |
20,000円 |
更新日時 | 2020年8月10日 |
レナードカムホートのクレーンベル買取について
今回は、レナードカムホートのクレーンベル・キークラスプについてご紹介します。
レナードカムホートは元々、かの有名なシルバーアクセサリーブランド、クロムハーツで彫金師をしており、とても腕のいい職人だったといわれています。1988年からクロムハーツで職人として働き、人一倍こだわりが強かった彼は、よりよい素材を使い、よりよいデザイン性のアイテムを作りたいという信念から1994年にフランスに渡り、1996年には自身のブランド「LEONARD KAMHOUT(レナード・カムホート)」を立ち上げました。2000年には一線を引き、義息のデボン氏に経営を譲り、ブランド名も「ロンワンズ」に変更されました。
創設者のレナードカムホートが経営を担っていた4年間は、アイテムに「LEONARD KAMHOUT」が刻印されており、シルバーアクセサリーを愛する者には憧れの刻印でした。この刻印の入ったアイテムは復刻されており、「LEONARD KAMHOUT」の刻印を入れることが出来る場合があるそうです。ロンワンズに変更されてからは刻印も「LONE ONES」となりました。創設から4年間の初期にあたる時期のレナードカムホートの刻印の入っているアイテムは現在ではかなりレアなお品物となっており、入手困難になっています。
レナードカムホートも、後続ブランドロンワンズも、大量生産を行わず職人の方がハンドメイドで制作しており、ベルの音もひとつひとつ違うのが特徴です。近年の銀の価格高騰も相まって、初期のレナードカムホートのアイテムはとても高額な金額で取引されています。
今回のお品物は、初期のレナードカムホートのものではなく、復刻版となっております。しかし、レナードカムホートの職人技の光る彫りの技術と繊細なベルの音は初期から受け継がれて今も変わらず素晴らしいお品物ですので、高額買取させていただきました。
クレーンベルの特徴
こちらのお品物はメイティングフライトコレクションのお品物です。
レナードカムホート設立後すぐ、「メイティングフライトコレクション」は発表され、実際に音が鳴るベルペンダントトップとして人気を博しました。モチーフは鳥ですが、実際の鳥の姿ではなく心の目で見た鳥の姿をイメージしてデザインされたといわれています。繊細な彫刻と、シルバーと燻しのコントラストが美しい芸術的なアイテムとなっています。
クレーンベルを直訳すると、「鶴の鐘」になり、鶴がアイテムのモチーフとなっております。ベルのところはもちろん、クラスプといわれる留め具もところも鶴がモチーフになっています。クラスプ部は鳥の嘴のような形になっていて、パーツを咥えているようなデザインとなっています。
クラスプがついているので、ペンダントトップだけでなく、ウォレットチェーンやキーホルダーなど様々なアイテムに取り付けることが可能で、アクセサリーとして汎用性が高く人気があります。
サイズはS,M,Lの3サイズの展開があり大きい程ベルの音も大きくなり音色も変わります。
査定のポイント
クラスプの部分に「LEONARD KAMHOUT」と刻印があるのが特徴です。
シルバーアクセサリーは汗などによって硫化して表面が赤褐色や黒っぽく変色します。直接肌につけるのものになりますので注意が必要となります。ご使用後に軽く拭くなど習慣にすると変色が抑えられます。
しばらくお使いにならない時は保管される前にメンテナンスするとよいでしょう。
またレナードカムホートのシルバー製品には燻し加工が施されています。
自宅で簡単にできるメンテナンスとして、シルバー専用のポリッシュクロスで磨いていただく方法がお勧めです。シルバークリーナーなどを使って磨くとデザインとして施されていた燻し加工が落ちてしまうことがあります。燻しはとてもデリケートな加工なので、日頃から細心の注意が必要です。
もちろん綺麗にメンテナンスされている状態の方がお買取で高額査定に繋がります。
スタッフから最後に