店舗名 | かんてい局つくば店 |
ブランド名 | ブラビア【BRAVIA】 |
商品名 | ガラパゴス携帯 |
買取金額 | 300円 |
更新日時 | 2017年2月21日 |
ガラパゴス携帯の買取について
ガラパゴス携帯とは、2010年頃までに日本で流通してた一般的な携帯の事を言います。
ガラパゴス携帯の名前の由来となったのが、ガラパゴス諸島です。
ガラパゴス諸島は東太平洋の赤道下にあるエクアドル領の諸島で、正式名称はコロン諸島(コロンブスの群島)です。
ガラパゴス諸島の生物は独自の進化をなし遂げたことで有名です。大陸に接しない海洋島で天敵が島内に存在しないため、他の環境に比べて生物が固有の進化する事例が多いのです。
これによって、世界のスタンダードを無視し、日本独自の変化を遂げた携帯を「ガラパゴス携帯」と呼ぶようになりました。
2010年以降にスマートフォンが普及され、ガラパゴス携帯の生産は大きく縮小されました。2011年にはドコモが販売中止、2017年にはパナソニックをはじめとした国内メーカーが生産を中止すると報道されました。
この様から、「独立した環境で最適化が著しく発展すると、孤立する上、外部から適応性・生存能力の高い種が挿入されてしまうと、生存競争に敗北してしまう危険性がある」という意味でガラパゴス化、またはガラパゴス現象という言葉が日本で生まれました。
最近では特徴のある電話という意味の「フィーチャー・フォン」と言い換える人も増えてきています。また他の携帯と区別する為、ベーシック・フォン(フィーチャー・フォン以前の携帯)よりは高機能だが、スマートフォンよりは高機能でないという意味でフィーチャー・フォンが使われる事があります。
ガラパゴス携帯の特徴
コンピューター技術が著しく発展した2000年頃に、携帯電話には従来の機能である音声電話とSMSに加えて、カレンダー、ゲーム、電子メールなどの機能が搭載されました。またこのとき携帯電話専用のwebページである「WAPブラウザー」も導入されます。
2000~2010年ごろまではガラパゴス携帯の全盛期でした。当時は携帯といえばガラパゴス携帯を指し、日本での開発は世界的にもとても盛んで、普及も早かったです。
ガラパゴス携帯の特徴は、各機種ごとにカスタマイズされた独自のOSを搭載しているため、特定の機種だけに対応したメーカー独自のアプリしか使えないところです。
また、ガラパゴス携帯にはワンセグ、お財布ケータイ等の海外には無い機能も多く搭載されていました。絵文字も日本独特のものです。
スマートフォンが普及した2010年後半以降は、大量生産の汎用ハードウェアを搭載したスマートフォンより、少数生産の独自ハードウェアを搭載したガラパゴス携帯の方が製造原価が高かくなってしまいます。そのためガラケーの生産は大きく縮小され、スマホの方が世間一般的な携帯として認知されりようになってしまいます。
現在は富裕貧困に関係なく、ガラパゴス携帯のシンプルさや充電が長く持つ事から一部の人にとってはある一定の需要があります。
2015年には次世代ガラパゴス携帯として、スマホのハードウェアとOSを搭載しかつ十字キー、点キーを搭載したガラケーのような見た目の「ガラホ」も生産されました。独自のアプリしかインストールできない面等、ガラパゴス特有の良さがある為、ガラケーファンにはとても人気があります。
今回買い取りさせていただきましたガラパゴス携帯の状態として、開閉部にキズがありました。十字キーや点キー、ボディなどには大きなキズは無く、綺麗な外装になっています。動作も一通り行えている状態です。
査定のポイント
ガラパゴス携帯は未使用品の買取価格が高くなります。一度でも使用してしまうと携帯内部のハードウェア等が劣化してしまい、価格の低下につながります。
使用品でも当店は買取をしていますが、お値段の方はかなり下がってしまいます。販売数が多かった2000年代のガラパゴス携帯をお持ちの方が殆どだと思います。古い機種なので、しっかり動作ができるか、機能しているかが査定時のポイントとなります。
また現行品はほとんど流通していないです。未使用品であれば買取価格が上がりますので是非かんてい局つくば店までお持ち下さい。
今回買い取りさせていただきましたガラパゴス携帯の状態として、開閉部にキズがありました。十字キーや点キー、ボディなどには大きなキズは無く、綺麗な外装になっています。動作も一通り行えている状態です。