店舗名 | かんてい局つくば店 |
ブランド名 | ニッカウイスキー |
商品名 |
1号 ポットスティル (700ml) |
買取金額 |
5,000円 |
更新日時 | 2020年12月13日 |
ニッカウイスキー 1号 ポットスティルの買取について
今回はニッカウイスキー 1号 ポットスティルをお買取いたしました。
ニッカウイスキー社は朝日グループの子会社で、主に洋酒を製造しています。
創業者は竹鶴政孝氏で、1934年、北海道余市町に大日本果汁株式会社(略称:日果(ニッカ))として設立したのが始まりです。
竹鶴は、ウイスキーの本場、スコットランドでウイスキー造りを学び、気候の似ている北海道という地を選びました。
ニッカウイスキーは余市と宮城峡の2つの蒸溜所を持っており、それぞれ異なったモルト原酒を(宮城峡ではグレーンウイスキーも)製造しています。
また、それぞれで作られたウイスキーは千葉県の柏工場でブレンド・瓶詰めされます。
有名なウイスキー、竹鶴、余市、宮城峡の名前は人名や地名からきているんですね。
そんなニッカウイスキーのポットスティルについてご紹介します。
ポットスティルの特徴
ニッカウイスキーのポットスティルは3種類あります。
・特級酒 余市一号ポットスティル 1934年 (1971年発売)
・特級酒 キングスランドデカンター プラチナ (1980年発売)
・特級酒 キングスランドデカンター 真鍮 (1980年発売)
これらのポットスティルは主に北海道で販売され、重厚な味わいと芳香な香りがお楽しみいただけます。
今回お買取したウイスキーは一番上の余市一号ポットスティルです。
1936年にできた、余市蒸溜所で使われていたニッカの第一号のポットスチルを再現しています。
余市蒸溜所のポットスチルは胴体部分にふくらみがなく、ラインアームが下向きの「ストレートヘッド型」となっています。この形状により、重厚でコクのあるモルトが生まれます。
ちなみに宮城峡のポットスチルは胴体部分にふくらみがあり、ラインアームが上向きの「バルジ型」。こちらは軽やかなモルトが生まれるとされています。
余市一号ポットスティルの中味は、1974年発売のキングスランド、余市のモルトと宮城峡のカフェグレーンをブレンドしております。
また、特級表示がされており、80年代後半までの従課税適用の時代のものです。
現在は製造されていないため、出回っているものだけが全てとなります。
希少なため、手に入りにくいのが現状ですが、大変美味しいウイスキーと高い評価を得ています。
査定のポイント
ウイスキーはアルコール度の高い蒸留酒ですので賞味期限がありません。未開栓で保存状態が良ければ何十年と保管することができますので、古いお酒もお買取することが可能になります。
お酒のお買取は未開栓のもので、ラベルがついているものに限ります。開封されているものは、空瓶、空ボトルとしてのお買取となってしまい大きく買取価格が下がってしまいます。
こうした現在製造されていない古酒は買取も高額になる傾向があります。箱などの付属品がついているとさらに買取金額アップが期待できます。また、箱がついていなくてもお買取いたします!
ご自宅に眠っている、ウイスキー・ブランデーなどがあれば是非お持ちください!
スタッフから最後に
その他にも、電池交換などの時計修理やジュエリー修理、靴磨きといったサービスも行っております。
かんてい局つくば店スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております。
各種修理・サービス