店舗名 | かんてい局つくば店 |
ブランド名 | ノーブランド |
商品名 |
ミシン糸セット |
買取金額 |
400円 |
更新日時 | 2017年4月1日 |
ミシン糸セットの買取について
ミシン糸には、カタン糸、絹ミシン糸、合繊ミシン糸、人絹ミシン糸が大別すると上記になります。
JIS(ジス)ではミシン縫いで使う糸をカタン糸と言われています。通常、縫い糸のうちミシン縫いに用いられる糸を言います。良質なミシン糸の条件は、糸の太さが均一で、摩耗に対してなめらかに滑り、縫い目の縮みが出たり、切れたりしないこと、染色が堅牢でまた洗濯や使用によって縫い目がほつれない事などがあげられる。また、ミシンの構造上、右撚りのものは、羽毛がでて切れやすい為、左撚りの物が適しています。
他には、シャペスパンミシン糸とレジロンミシン糸とファインミシン糸の3種類になります。一番メジャーになるのがシャッペスパンミシン糸です。レジロンミシン糸はニットとかに、伸縮性のある素材をミシンで縫う時に使います。さらに糸が伸びるミシン糸としてエッフェルミシン糸という種類もあります。
ファインミシン糸はシャッペミシン糸ほど有名ではありませんがシルクなど光沢のある生地を縫うのに適しています。
ミシン糸セットの特徴
糸には様々な種類があり使う用途に合わせた糸を使うので生地によって変えて見てください。
ラベルに「50」や「60」など数字が表示されていますが、これは縫い糸の「太さ」を表しています。 数字が大きくなるほど糸の太さは細くなります。 生地の厚みに合わせて選べるように、さまざまな太さの糸があります。
スパン系とフィラメント系
綿糸のように短いわた状の繊維を合わせた物をスパン、絹糸のように長い繊維をより合わせた物をフィラメント糸といいます。 スパン糸は生地になじみが良く、縫いやすいのが特徴です。 フィラメント糸は光沢があり細くて強いという特徴があります。 表面に毛羽があるスパン糸はコットンやコットンに似た風合いの布などに向いています。 細くて強く光沢のあるフィラメント糸は、シルクやウール、またはそういった風合いの布などにむいています。
ミシン糸と手縫い糸
糸を作るとき、糸を強くする為に何本か合わせてねじる作業があります。 これを撚り(より)をかけると言います。 ミシン糸は撚りが左撚り、手縫い糸は右撚りになっています。 ミシン糸はミシンの構造上、左撚りにすることで糸切れが起こりにくくなっています。 手縫い糸は手の動きに合わせて糸がよじれにくい右撚りになっています。(上記参照)
ミシン糸を手縫い糸として使うこともできますが、その場合は糸がよじれにくいように短めにカットして使うことをおすすめします。
有名なところを2つほど紹介します。
フィラメント系(ポリエステル100%)
絹ミシン糸を意識して開発された糸で、ポリエステルフィラメントミシン糸の通称を「テトロン糸」と呼びます。
テトロン糸はスパン糸より一般的には馴染みの少ない糸ですが、
糸は光沢があり、縫い目がとても美しく仕上がるため、高級婦人服や紳士服の縫製工場で広く使われています。
ただスパン糸に比べると少し伸度があるため、糸調子に注意して使わないと縫い縮みやすくなります。
スパン系(ポリエステル100%)
綿ミシン糸に代わって登場したのがポリエステルスパンミシン糸です。
ポリエステルの綿状にした短繊維を紡績し、綿糸と同様の風合いと見た目を持たせてあります。
スパン糸はその縫いやすさからニット製品、カジュアル衣料等の縫製に使われています。
世界的にも縫い糸の主流として流通しています。
査定のポイント
最初に見るのが状態です。ほつれていないか糸が傷んでいないかを確認してどのくらい糸が使われているかを確認致します。
糸も服と同じで保存方法をよくしないとしみカビ、傷んだりなど劣化致しますのでお気をつけ下さい。
まず風通しの良い所に置いてください。シミやカビなどを防げます。
他には高温多湿の場所を避けてください。色付きの糸は色が変化してしまいますので直射日光も避け状態の維持を願います。
服とは違いほつれやすいので使用したら必ずテープか端の切込みなどに引っかけてほつれないようにして下さい。
スタッフから最後に