店舗名 | かんてい局つくば店 |
ブランド名 | ロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen) |
商品名 |
ディッシュプレート ブルー・フルーテッド |
買取金額 |
10,000円 |
更新日時 | 2020年9月21日 |
ロイヤルコペンハーゲン ディッシュプレートの買取について
本日はロイヤルコペンハーゲンのディッシュプレートについて紹介させていただきます。
こちらのディッシュプレートにはロイヤルコペンハーゲンで有名なデザイン「ブルー・フルーテッド」が使用されています。
ブルー・フルーテッドはコバルト釉に透明釉をかけた染付の技術です。これはロイヤルコペンハーゲンが日本の古伊万里染付の影響を強く受けたことによって手書きのコバルトブルー絵柄の「ブルー・フルーテッド」が誕生したと言われております。
鮮やかな白の皿とコバルトブルーで描かれた草花・鱗状の青花が優雅さ・エレガントさを引き出し、実に美しいディッシュプレートであります。またブルー・フルーテッドにはデザインが3つ存在し、プレイン、ハーフレース、フルレースがあります。
通常の皿の形状をしたプレインを基礎に、皿のふち上にレース模様と彫刻が加わったものがフルレース、レース模様のみがハーフレースとなっています。
フルレースはロイヤルコペンハーゲン創立当初から製造されているデザインで、比較的高価で取引がされます。ブルー・フルーテッドは今もなお愛されていて、ロイヤルコペンハーゲンの職人が毎回毎回丁寧に手作業で製造しているのです。
ロイヤルコペンハーゲン ディッシュプレートの特徴
ロイヤルコペンハーゲンとはデンマークの陶磁器メーカーです。1775年、当時のデンマーク国王のクリスチャン7世とジュリアン・マリー王妃の命により、王室や親交のある各国の王室への贈り物として製作され始めた磁器のことです。
200年以上歴史のあるブランドであり、絵付けは全て手書きで行われるなど伝統ある製品は美しく、気品があります。
マークは王冠と3本のブルーの波型のライン、そして「ROYAL COPENHAGEN」の文字で構成されています。王冠は王室御用達メーカーを意味し、3本の波線はデンマークを囲んでいる3つの海峡を現わしています。
17世紀のヨーロッパ
当時のヨーロッパには磁器を作りだす技術が存在しませんでした。その為、中国や日本から輸入される磁器に強い憧れを持っていたのです。
そして1710年、ドイツのマイセン地方でヨーロッパ発の硬質磁器の製作に成功しました。これが有名陶磁器メーカー「マイセン」の誕生であり、磁器発展の先駆けとなりました。
その後のデンマーク
その後マイセンは磁器の製造技術を独占していたため、ヨーロッパ貴族は磁器を生みだす為に研究所を各所に作らせたと言われています。
一方デンマークでは、バルト海上にあるボーンホルム島にて質の高いカオリンを発見します。カオリンとは磁器の原料となる鉱石であり、磁器の生産地で有名な中国の江西省景徳鎮付近の高嶺(カオリン)が由来となっています。
これにより1773年、フランツ・ヘンリック・ミュラーがデンマーク初となる硬質磁器の製造に成功します。
そして1775年、噂を聞きつけたデンマーク国王によって「デンマーク磁器製作所」を開設、1779年には「王立コペンハーゲン磁器製作所」となり、ロイヤルコペンハーゲンが誕生しました。
ディッシュプレートの査定ポイント
お皿などの硬質磁器全てに言える事ですが、査定の際にまずお品物の状態を見させていただきます。
磁器は保存環境により、大きくダメージを受けてしまいます。磁器同士を重ねて置いてしまうと互いに擦れてしまい、キズがついてしまい最悪割れてしまいます。
また白いためシミやカビが非常に目立ってしまい、買取価格を大きく下げてしまう原因になります。保存の際は付属の箱にしまい、乾燥剤などを一緒に入れておくことがオススメです。
お持ちの際はくれぐれもキズがつかないように、付属の箱や袋につつんでお持ちいただくことを推奨します。ロイヤルコペンハーゲンのような有名ブランドであれば、付属品が一緒ですと買取価格が上がる事がありますので、ぜひ一緒にお持ち下さい。
スタッフから最後に