店舗名 | かんてい局つくば店 |
ブランド名 | ミニチャンプス(MINICHAMPS) |
商品名 |
Ford GT |
買取金額 |
2,000円 |
更新日時 | 2020年10月29日 |
ミニチャンプス Ford GTの買取について
今回はミニチャンプスのフォード GTのお買取についてご紹介します。
ミニチャンプスはドイツ、パウスズモデルアート社が手掛けるミニカーブランドです。1991年に誕生し、当初からドイツで企画・設計を行い、中国の工場で生産されています。
ミニチャンプスのミニカーは発売当初より子供向けというより大人向けコレクション製品として世に出され、それまでの他社製品に比べとても精密でした。
最初に展開されたのはレーシングカーで、その後市販車も製品化されました。はじめはポルシェやフォルクスワーゲンといったドイツ車が中心でしたが、ヨーロッパ車全般、アメリカ社、少数ながら日本車も製品化されています。
こちらのお品物はミニカーの標準スケール1/43で作られていますが、1/18,1/12といった大きなスケールやバス、トラックなどの商用車や戦車のような軍用車両も製品化されています。
フォードGTとはどういった車なのでしょうか?一緒に見ていきましょう。
ミニチャンプス Ford GTの特徴
フォードGTの誕生と偉業
こちらのお品物は、「フォード GT40 」とも呼ばれています。GT40の40は車高が40インチであることから来ています。わずか1016mmという低さからメディアによって名付けられました。
この車は1964年、東京オリンピックの年に誕生しました。1960年代、フォードは国際的なレースで手っ取り早く勝利し、知名度を上げようと買収計画を立てます。買収しようとしたチームはなんと「フェラーリ」!!!
しかし、契約段階で、「レースについて指図されたくない」とエンツォ・フェラーリ氏が反対。白紙となり怒ったフォードは、フェラーリに対抗するためイギリスのローラ・カーズ社と共にプロジェクトを開始。そうして誕生したのが、フォードGTです。
誕生当初は完走もままならないほどでしたが、1966年の大きなレース大会で総合優勝をし、フェラーリに打ち勝つことができたのです。更に1969年までの4大会連続総合優勝を果たす偉業を成し遂げました。
その後、1995年、2003年、2015年の3回リメイクされました。
フォードGTを題材とした映画
2020年の年初めに公開された映画、「フォード vs フェラーリ」も話題になり、フォードGTに関心を寄せる人も多くみられるようになりました。
フランスで開催されるル・マン24時間レースにおいて激闘を繰り広げたフォードとフェラーリの物語で、名チューナー、キャロル・シェルビーとテストドライバー、ケン・マイルズの2人の主人公と周りを取り巻く関係者の人間ドラマが描かれています。
「高騰するレース費用を稼ぐために車を生産している」と揶揄されてきたフェラーリと「会社のイメージアップのためにレースをする」フォードという対照的なふたつの自動車メーカー。価値観の違いから交渉が決裂してしまったのかもしれません。
こうした歴史や人々の思いが小さなミニカーに込められていると考えると、とても趣深いものがありますね。
査定のポイント
お品物と箱の状態によって買取金額が変わります。
未開封の方がお買取り金額がアップしますので、まだ開けていない方はそのままの状態でお持ちいただくことをオススメします!
スタッフから最後に