店舗名 | かんてい局つくば店 |
ブランド名 | セイコー(SEIKO) |
商品名 |
アストロン (8X82-0AC0) |
買取金額 |
55,000円 |
更新日時 | 2020年4月6日 |
セイコーアストロンの買取について
今回、セイコーのGPSソーラー式時計であるアストロンの8X82-0AC0を買取させていただきました。こちらの時計は付属品を一式お持ち込みしていただいたため、買取金額をあまりお下げすることなく上記の金額にてお買い取りさせていただくことができました。
日本の時計メーカーであるセイコーは、日本に住んでいる私たちにとっては身近でありますが、世界から見てもものすごく技術を持ったメーカーであり、歴史も世界の高級時計メーカーに引けを取っておりません。有名で人気のあるロレックスの創業は1905年であるのに対し、セイコーの創業は1881年であり、24年も前から時計を作っておりました。
セイコーの歴史は、1881年に前身である服部時計店の創業からはじまりました。次いで1892年には東京都墨田区に精工舎を設立し掛け時計の製造が開始されました。その後1911年には国内時計生産量の60%を占めるまで成長し、第二次世界大戦後には時計の本場であるスイスに挑戦するようになります。このときはまだクォーツ時計が生まれてませんでしたが、「セイコーファイブ」という安価な機械式時計を世界中で大ヒットさせたり、スイスの機械式ムーブのコンクールで優秀な成績を残したりするなど、技術面で世界トップになっていきました。
セイコーが時計の開発にて一番の業績と言えるのが、クォーツ式時計の開発に成功したことでした。時計史の中ではクォーツショックと呼ばれる出来事でした。それまではスイスで定められていたクロノメーター規格の時計でも1日に-5秒から+8秒ずれていくのが普通でしたが、クォーツ式ですと1月に±3秒以内にずれを収めることが可能となり、当時としては前代未聞の高精度を誇っておりました。加え、セイコーはクォーツの特許を開放したため、クォーツ時計が爆発的に普及し、スイスを中心としていた伝統的機械式時計産業は一時的に衰退いたしました。この出来事により、セイコーの名前は時計史に燦然と記されることになったのです。
セイコーアストロンの特徴
ここまでセイコーの簡単な歴史を書いてまいりましたが、ここからはセイコーアストロンがどのような時計なのかについて説明したいと思います。
セイコーアストロンは、世界で初のGPS搭載のソーラー電波腕時計になります。世界中のどこにいても、GPS電波を受信することで現地の正確な時間を表示することが出来ます。世界中を移動することが多い方には非常に便利な機能となっております。
その他にもデイデイト、デュアルタイム、パーペチュアルカレンダー等様々な機能性を備えつつ、ケースやブレスの仕上げに違いを付けるといったスタイリッシュな形も魅力です。何よりソーラー駆動の為、電池の交換を気にすることなく使用していただくことが出来ます。プライベートでもビジネスでも使用していただきやすい時計であると言えますね!
査定のポイント
時計の買取の査定のポイントでまず挙げられるのは、本体の状態になります。大きな傷がほとんどなく、使用頻度が少ない状態であれば買取金額が高くなりますし、逆に風防が割れていたりベルトに大きな傷がついていたりしますと買取金額は下がってしまいます。
また、ソーラー式の時計は光に当てないと止まってしまいます。外に出して動き出せば買取金額が下がることはございませんが、いくら光を当てても動かない場合がございます。その状態ですと扱いがジャンク品となり、キズがない場合でも相当安い買取金額になるかと思います。ソーラー時計は定期的に光に当てていただくことをおすすめ致します。
後は、付属品がある場合はすべて持ってきて下さい。付属品が不足しておりますと買取金額がかなり下がる場合がございます。特にベルトのコマがない場合は買取金額に大きな影響を与える場合がありますので、お持ちであればぜひ忘れずにお持ちしていただくようにして下さい。
スタッフから最後に