クォーツ時計(CA.72.7.34.0993S)の買取について

コーチのクォーツ時計です。コーチならではの女性らしく洗練され、かつエレガントさを忘れないデザインとなっています。

ピンクゴールドを使用している為、腕時計全体がかわいらしくまとまっています。またベゼル部分にはダイヤモンドを用いている為、ゴージャスな雰囲気も感じられます。

クォーツ式ムーブメントを採用した時計で、電池によって動きます。

クォーツ時計とは水晶振動子を用いた時計であり、ステップモーターが搭載されている為電源となる電池が必要になります。水晶振動子は交流電流をかけると一定の周期で振動する規則性が存在し、これを応用して時間の誤差の少ないクォーツ時計が誕生したのです。

現在はクォーツ時計が主流となり、液晶やLEDが採用されているデジタル時計もクォーツを用いています。

ちなみに1970年に日本の腕時計メーカーのセイコーがクォーツ時計を販売したことで、様々な企業が参入します。これにクォーツ時計の低価格化が起こり、欧米の有名時計メーカーが大打撃を受け始めます。

この一連の事件を後に「クォーツショック」と呼びます。

クォーツ時計(CA.72.7.34.0993S)の特徴

コーチは1941年にニューヨークのマンハッタンで創業されました。

創業当時は野球グローブの革を使用したバッグなど製造する小規模なファミリー企業でした。

もともとは高齢層向けの製品が多く、1990年代は年齢層が高めなブランドとして定着をしていました。

しかし近年ではその方向性を大きくシフトチェンジ、若者に向けたデザインや広報を多く行うようになりました。メンズとレディース問わず人気になった商品が流通し始めたのはこのころであり、割と最近であります。

コーチの造るバックは丈夫で長持ちするのが特徴です。同じ高級ブランドであるルイ・ヴィトン、グッチ、エルメスなどの製品に比べ、比較的安価な値段で購入する事が可能です。しかし使っている素材は一級品であり、特に高品質なレザー商品は多くの人たちに愛されています。

そして、コーチといえばアウトレットが多いイメージがあります。ファッションセンターなどに多くあるアウトレットでは正規品に比べ安く、かつ上質なものが手に入りやすくなっています。

これはコーチが掲げた「全ての層を相手に商売ができる」という目標であり、中低層に向けた販売もとても積極的に行われているのです。

そのため幅広く愛される高級ブランドとしてコーチが定着されたのです。

また、コーチを知るうえではずせないのはそれぞれのラインです。

シグネチャー

コーチの頭文字「C」のマークが繋がっているモノグラムデザインをシグネチャーといいます。コーチのラインで最も有名であり、誕生した2001年からコーチのイメージを大きく変えた歴史的なラインなのです。

バックやベルトなどに多く採用されていて、今回のクォーツ時計のベルト部分にもシグネチャーが用いられています。

マディソン

ファッションの最先端を行っているニューヨークのマディソン街をイメージしたと言われているマディソンラインです。マディソン街の高級感あふれる雰囲気を反映している為、製品一つ一つが気品ある上質なデザインになり、発売した1993年から常に人気が続いているのです。

マディソンラインはバッグのほかにも腕時計やアクセサリーにも多く用いられています。

これらのほかにもラインは数多くありますので、ぜひ調べてみてください！

査定のポイント

腕時計を査定する為にはいくつかポイントが御座います。

まず、時計の精度です。腕時計は使えば使うほど修理が必要な物となります。そこでオーバーホールを行ったか、行ってからどのくらいの期間が経過したかをうががっています。

オーバーホールは時計の精度を保つ大事な作業であるため、機械式時計で3~5年、クォーツ時計で4年に１回の目安で行う必要があります。この時期に行わないと部品の破損などがおこり、部品交換などで更に高額な修理をしなくてはならなくなります。

オーバーホール済みの時計は当店での修理が不要な為、高額買取が可能になるのでオススメです。

そして腕時計本体の状態です。時計は使用度が大きいほど風防や裏蓋、ベルト部分のキズが大きく目立ちます。今回のコーチの腕時計はベゼル部分にダイヤが使用されています。こちらのダイヤの欠損や損傷は買取価格に影響を与えますのでご了承ください。

また、時計は付属のコマが大切になります。ベルトの長さを最大まで調整できる腕時計とそうでないものでは需要が大きく異なり、価格が変動します。そのためコマは全てお持ちしていただければ高価買取出来ます。箱のようなその他の付属品も同様に買取ますので、お持ちの方はご一緒にお持ち下さい。

スタッフから最後に