初代 Ref.6350
初代エクスプローラーの有力候補「Ref.6350」
ロレックスの正規カタログや広告に掲載されていたモデルです。
1953年10月から販売開始したモデルですが、12時位置の逆三角形と「3・6・9」のアラビア数字のインデックスと今と変わらない見た目をしています。
今では見かけないセミバブルバックとなっています。
「セミバブルバック」・・・ムーブメントのローターがオイスターケースに収まらず 裏蓋に膨らみを持たせ 泡のような形状「バブルバック」。バブルバックからケースサイズを大きくし、ローターの厚みを抑えて、裏蓋の膨らみを薄くしたモデル。
過酷な環境下でも使用ができるよう 寒暖差があっても動作可能な潤滑油が使用されています。
また中には クロノメーター表記がないモデルも存在します。
常にシンプルで世代によっても大きく変化がないエクスプローラーですが、初代には多くのバリエーションが見られます。
多くのバリエーション
文字盤
「ワッフルダイヤル」と呼ばれる「ハニカム模様」の「ギョ―シェ文字盤」を採用(同時期のロレックスのモデルも採用しており、エクスプローラーでは唯一Ref.6350で採用)
「ホワイト文字盤」
針
「リーフ針」「ビッグドット秒針」「ロングベンツ針」「ペンシル型針」「注射針型の分針」
インデックス
「クサビ型インデックス」
ベゼル
「ドレス系フル―テッドベゼル」
ブレスレット
「ドレスブレスレット」「革バンド」
など現在では考えられないモデルも存在します。
現在のコンセプトに絞られたのは 初代は思考錯誤をされていた結果なのかもしれません。
仕様 | |
ケース素材 | ステンレススチール |
ブレス素材 | ステンレススチール |
ブレスタイプ | オイスターブレス |
ベゼル | スムースベゼル |
風防 | プラスチック |
ケース径 | 36mm |
ケース厚 | 10.5mm |
防水 | 50m |
ムーブメント | 自動巻き クロノメーター |
キャリバー | Cal.A296(セミバブルバック) |
振動数 | 18,000振動/時 |
パワーリザーブ | 約48時間 |
製造期間 | 1953年頃 |
初代エクスプローラーより前があった!?
関連記事
愛知県愛知郡東郷町北山台3丁目5-1
国道153号(豊田西バイパス)沿いの『北山台5丁目』交差点すぐ!!
営業時間: 10:00~19:00
定休日:水曜日
広い駐車場もございます。お車でお越しください。