それ以外にもOMEGAはコラボなども数多くしており、中にはプレミアがついているものも多くありますので、もしお持ちの方がいらっしゃいましたら是非お持ちください!
中にはOMEGAではあるけど…どれぐらい値段がつくのかな…と買取金額が気になる方も多くいらっしゃると思いますので、定番モデルから限定モデルまで幅広くご紹介させていただきます。
『OMEGA』とは?
まずOMEGAとはどのようなブランドなのか?
時計ブランドであることは周知の事実ではありますが、その実あまり詳しくは知らないと思うのでこの機会にご紹介いたします!
1848年にOMEGA創業者のルイ・ブランがスイスにオメガの全身となる時計工房を設立し、1877年にルイ・ブランの息子のルイ・ポールとセザールが会社経営に参画し「ルイブラン&フィルズ」という会社名になりました。
しかし、ここで転機が現れます。1894年に高い精度を容易なメンテナンスが容易なムーブメントを開発したことで、「ルイ・ブラン&フレール-オメガウォッチ」という会社名に変更になり、1990年代初頭に究極の時計という自負からギリシャ語の『Ω=OMEGA』へと変更し、OMEGAブランドが誕生しました。
現在では数少ないマニュファクチュール(自社一貫生産)ブランドとして様々な時計を生み出しています。
こう年代で見ると、意外とOMEGAブランド自体が新しく感じるかと思いますが、しかしそれに反比例してブランドの認知度はROLEXに続いて高いです。
この認知度と人気の高さの要因は何でしょうか?
OMEGAの人気
OMEGAは人類の歴史的瞬間の多くに立ち会っているブランドです。
一番有名な話としては『スピードマスター』と言われる時計は、アポロ11号が月に降り立った際に宇宙飛行士のバズ・オルドリン
が腕につけていた時計です。
数ある候補の中からNASAによって公式装備品として選出されたOMEGAの『スピードマスター』は地球上よりはるかに厳しい宇宙空間でも機能することが実証され、知名度が上昇しました。ここから「ムーンウォッチ」という別称が与えられ、船外活動で使うことをNASAが唯一認定しました。
他にも超有名スパイ映画「007」の主人公であるジェームズ・ボンドとパートナーシップを組み、劇中では装備品として実際にOMEGAの『シーマスター』が登場しました。またこの際には映画記念のコラボウォッチも製作され、毎回売り切れという絶大なる人気を誇っています。その他にも様々なコラボウォッチも作成しており、OMEGAブランドの新鮮さも保っています。
さらにオリンピックでは2018年現在夏・冬両大会合わせて28回も公式タイムキーパーを務めており、2020年の東京大会もOMEGAが担当予定です。1932年のロサンゼルスオリンピックから積み重ねた技術面の信頼度は高く、まだ他のメーカーで同じ領域までたどり着いているものはいません。
またOMEGAには1999年に独立時計師のジョージ・ダニエルが開発した『コーアクシャル』という新しい機構を採用しました。
元々オメガは時計の精度を争う“天文台コンクール”で優秀な成績を収める常連でした。しかし、この機構により機械式時計の心臓部分の“調速脱進機”の摩擦を大幅に減らすことが出来、さらに長期間時計の精度を保てるようにしたのです。
これにより通常機械式時計のオーバーホールは3-4年に1回と言われていますが、コーアクシャル機構が導入されている機械式時計のオーバーホールは劣化が遅くなるため8-10年に1度で済むようになりました。
このあたりがOMEGAの人気に繋がっているのではないかと思います。
ROLEXとOMEGA
“機械式時計”と聞いて最初に思い浮かべるのはROLEXの方も多いのではないでしょうか。そして、ROLEXの次と言えばOMEGAを思い浮かべる人も同じく多いと思います。
ここではOMEGAのROLEXとは違う魅力についてご紹介して、もし時計を購入したいと迷っている方の助けになれれば幸いです。
比較的安価で購入できる。
OMEGAブランド自体はROLEXに次いで知名度が高いブランドで、あまり時計に詳しくない人からすると「OMEGAは高級時計ブランド」という認識をされていると思います。もちろんそれも間違ってはいませんが、他の高級時計メーカーと比較した際に比較的安価で入手することが出来ます。
ROLEXでは男性用の機械式時計では50万円以上が相場のところ、OMEGAでは20万円以上で購入することが出来ます。
さらに中古の相場を見るとOMEGAは10万円前後でも手に入るものもあるので最初に高級時計を買ってみたいけどあまり高い金額をかけられないという方にもピッタリです。
もちろんかんてい局つくば店でもOMEGAの時計はクォーツモデルから機械式モデルまで取り揃えておりますので、気になる方は是非つくば店のOMEGAコーナーへご来店下さい!
ムーブメント(内部機械)の機能性は随一
OMEGAのムーブメントには上記したように“コーアクシャル”が採用され導入されています。
それ以外にも近年、磁気帯びをしやすい鉄部分を減らした“マスターコーアクシャル”という機構も開発されました。
磁気帯びとは、磁気を発生している電化製品等により時計の金属部分が磁気を帯びてしまうことを指し、テンプの動作に支障をきたし時間のずれが生じる原因となります。
定期的に磁気抜きと言われるメンテナンスを行わないと時差がどんどん大きくなってしまうのですが、“マスターコーアクシャル”はメンテナンスをなるべく少なく済むように改良を行っています。
このようにOMEGAはムーブメントの改良に余念がなく、どんどん新しい機構を生み出し続けています。
コラボモデルが数多くある
ここが特にROLEXとの大きな違いにもなりますが、OMEGAは世界的に有名なキャラクターや団体ともコラボしています。
その中のいくつかをご紹介いたします。
OMEGA×スヌーピー
1967年に起きたNASAが最初の有人飛行のため訓練をしていたアポロ1号の火災事故がすべての始まりでした。
3名の宇宙飛行士が犠牲となり、人の命を消費するかのようなNASAの宇宙開発を疑問視する声が上がりました。そこで、NASAは同じ過ちを繰り返さないことを誓う意味も込めて「安心・安全の象徴」を作りました。それがスヌーピーだったのです。
スヌーピーが選ばれた理由は諸説ありますが、マスコミや議会指導者、宇宙飛行士たちによって熱烈に支持を得ました。
その後、NASAは有人宇宙飛行ミッションの成功に大きく貢献した人・企業に“シルバー・スヌーピー賞”を設定し、その賞を授かったのがOMEGAの『スピードマスター プロフェッショナル』です。
2003年に誕生したコラボウォッチは限定5441本のみで、アポロ13号の活動時間である142時間54分41秒に由来しています。
またスヌーピーコラボはもう1モデル存在し、2015年に受賞45周年を記念して発表されたコラボウォッチ『スピードマスター プロフェッショナル スヌーピーアワード』です。限定1970本で、受賞の年である1970年に由来しています。
因みに、2015年にはもう1つアニバーサリーモデルが発表されました。それが『スピードマスター プロフェッショナル アポロ11号 45周年』です。限定1969本で、月面着陸を成し遂げた1969年に由来しています。
OMEGA×テディベア
OMEGAと『失明防止』を掲げ高度な眼科医療を提供する非政府・非営利団体のオービス・インターナショナルが運営する「空飛ぶ眼科病院」の支援が目的です。
なぜテディベアなのかというと、OMEGAは大きな治療を控えた小児患者に「気持ちを和らげるから」とテディベアをプレゼントしているからです。
ちなみにテディベアコラボはスピードマスターだけではなく、デヴィルシリーズでも展開されています。
ユニセックスなサイズかつ上品で可愛らしいデザインのコラボ時計は男性だけではなく女性にも人気のシリーズです。
OMEGAはこの特別なモデルの売上の一部をオービスの活動支援のために寄付しているとのことですので、もしご購入を検討している方がいましたらオススメです。
OMEGA×ウルトラマン
OMEGAとウルトラマンは1970年代に放送されていた「帰ってきたウルトラマン」の中でウルトラ警備隊や怪獣攻撃部隊MATへの支給品として『スピードマスター』が採用されたのが最初の繋がりでした。
そのDNAを受け継ぎながらも遊び心が随所に取り込まれている仕様が魅力の『スピードマスター ウルトラマン リミテッドエディション』は2018年に限定2012本での販売でした。
特に面白い特徴としては、スモールセコンドの3時位置30分積算計の最初の3分だけがオレンジ色に彩られています。これはウルトラマンの活動限界時間が3分であることにちなんで作られています。
予約開始とともに売り切れになってしまったそうなのですが、1970年代に当時ウルトラマンを見ていた世代が購入できる財力を手に入れたらそりゃあ買っちゃいますよね。
OMEGAの種類と買取
OMEGAにも定番ラインがあり、特に人気なのは『スピードマスター』『シーマスター』『デヴィル』『コンステレーション』の4種類です。
かんてい局つくば店ではOMEGAの定番ラインの買取強化中です!
特に男性に人気なのは『スピードマスター』です。スポーツラインながらシンプルなデザインで、フォーマルカジュアル両方で使用できるため中古でも人気が高く、買取価格もあまり落ちません。
つくば店でも実際に買取を行っており、店頭のOMEGAコーナーに置いてある『スピードマスター』をご紹介します。
▲OMEGAの『スピードマスター 3570.50』です。実際につくば店で販売しているモデルです。機械式ではありますが手巻きのあまり見ないモデルです。
つくば店の買取価格は150,000-280,000円となります。
※2019年6月27日現在の買取価格です。相場は変動いたしますので何卒ご了承下さい。
男女ともに人気なのは『シーマスター』です。メンズはスポーツラインの時計さながらの厚みと重みがある重厚なタイプで、レディースは逆にドレスモデルのような可愛らしいタイプが多くそのバリエーションのため中古でも人気が高く、スピードマスターと同じくあまり相場が落ちない時計です。
つくば店でも実際に買取を行っており、店頭のOMEGAコーナーに置いてある『シーマスター』をいくつかご紹介します。
▲OMEGAの『シーマスター 213.30.42.40.01.001』です。実際につくば店で販売しているモデルです。こちらはメンズのモデルです。
つくば店の買取価格は220,000円となります。
※2019年6月27日現在の買取価格です。相場は変動いたしますので何卒ご了承下さい。
▲OMEGAの『シーマスター 231.10.30.60.56.001』です。実際につくば店で販売しているモデルです。こちらはレディースのモデルです。
つくば店の買取価格は200,000円となります。
※2019年6月27日現在の買取価格です。相場は変動いたしますので何卒ご了承下さい。
逆に女性に人気なのは『コンステレーション』です。クオーツから機械式まで様々なモデルがありますが、その年限定のモデルになると文字盤に星の模様が入ったり、上品で豪華なダイヤがちりばめられたりします。種類によって買取価格はピンキリですが、レディースの中ではこの『コンステレーション』が中古の人気が高く買取価格も落ちにくいです。
つくば店でも実際に買取を行っており、店頭のOMEGAコーナーに置いてある『コンステレーション』をご紹介します。
▲OMEGAの『コンステレーション』です。実際につくば店で販売していたモデルです。こちらはレディースの限定モデルです。
つくば店の買取価格は270,000円となります。
※2019年6月27日現在の買取価格です。相場は変動いたしますので何卒ご了承下さい。
中でもアンティークやオールドが好きな方に人気なのは『デヴィル』です。ドレスモデルの上品で華奢なデザインがデヴィルの象徴でもあります。種類によって買取価格はピンキリですが、アンティークのデヴィルではプレミアがついているものもあります。
つくば店でも実際に買取を行っており、店頭のOMEGAコーナーに置いてある『デヴィル』をご紹介します。
▲OMEGAの『デヴィル アンティーククォーツ』です。実際につくば店で販売しているモデルです。
つくば店の買取価格は7,000円となります。
※2019年6月27日現在の買取価格です。相場は変動いたしますので何卒ご了承下さい。