こんにちは。
質屋かんてい局山形北店 川村です!
当店インスタグラムにてお店の紹介動画をアップしております!
脚本・演出・ナレーション・BGMまで私、川村が手掛けておりますので、
お時間がある際にぜひご覧くださいね!
さて、本日は日本の職人技が凝縮された高級腕時計"グランドセイコー"から
日本が誇るムーブメント「9R スプリングドライブ」のご紹介!
と題し、その魅力や性能についてご紹介していきます!
世界を驚愕させた「グランドセイコーの独立」とは
2017年のバーゼルワールド(スイス・バーゼルで毎年3~4月頃に行われる宝飾品と時計の見本市)にて
大きな話題をさらったのが、「グランドセイコーの独立化」でした。
それまで、セイコー内の看板商品として同ブランドを支えてきたグランドセイコー。
高級感と洗練されたデザインに加え、世界でも有数な精度を誇る"9R スプリングドライブ"の発明により、
国内のみならず、世界でもユーザーを多く抱える人気モデルでしたが、
2016年の決算発表では「利益9割減」という驚きの報道がされました(要因に関しては諸説あり)。
今では考えられませんよね!
そんな中、大きな変革が必要と感じたセイコーが打って出たのが、
前述した「グランドセイコーの独立」に繋がってくるわけですね!
アウトバウンド需要が主流となってきている2022年。海外ではその性能の良さ、見た目の秀逸さから
人気が再熱してきているブランドとなっております。
最先端ムーブメント「スプリングドライブ」とは!
ここまで、グランドセイコーの独立についてお話させていただきましたが、
では、なぜこのブランドが評価されているのか。という点で一つのターゲットに絞ってお話していきます。
それは、"9R スプリングドライブ"という独自開発のムーブメントに由来しているところが大きいと言えます。
スプリングドライブとは、機械式の仕掛けとクォーツ(水晶)時計の動作を組み込んだ言わば「両者のいいとこどりをしたハイブリット型」の構造となるんですね。
それじゃ、実際どういうところが優れているの?と思われているでしょう。
メリットとしては、
スイープ運針によるスムーズな針の動作
心臓部にクォーツ時計の構造を取り入れたことで、月差±15秒ほどという正確性
動力が大きいことで、比較的重厚感のあるデザインを取り入れられる(針やクロノグラフなど)
などが代表してあげられます。
個人的には、月差±15秒ほどという点が大きいメリットかと思われます。
機械式時計を長く愛用されている方からすれば、一日での時間のズレというのはオーバーホールに大きくかかわってきますよね!
誰しもが一度は、機械式の滑らかな針運動で精度が落ちにくい時計が欲しい。と思われたかと思います。
その願いが形となったのが、グランドセイコーの"9R スプリングドライブ"と言えるかもしれませんね。
また、クォーツの構造を取り入れている点から「製品寿命」に関しても、どうしても気になるとこです。
このスプリングドライブは、クォーツ時計に取り入れられてる"電子回路"を採用していない為、
定期的なオーバーホールを施すことで長く愛用できます(クォーツ時計の平均的な寿命は数年程)。
万が一、不具合が生じたとしても、部品の交換さえしてしまえば問題なく使用できるということになります。
ここまで、メリットだけをお伝えしましたが、
もちろん、複雑な構造ということもありデメリットもございます。
商品そのものの値段が高い
修理が難しい(メーカーへの依頼を推奨)
という点が挙げられますが、こちらに関してはどの高級時計にも共通して言える点かと。
全体的なコストパフォーマンスという面でみると非常に評価の高さには納得いくものかと思います。
グランドセイコー「9R スプリングドライブ」のおすすめ3選!
・SBGA211/9R65-0AE0
2017年リリース。2005年に発売されたスプリングドライブの初代雪白"SBGA011"の後継機として72時間のパワーリザーブを搭載しリニューアルされました。
なんと言っても雪綿デザインのダイアルに青針が最大の魅力の当モデル。
あえて白を使用せず、特殊な銀メッキ加工で仕上げられている点に職人の気概を感じさせます。
その高級感漂うデザインが着用の楽しみを与えてくれるモデルとなっており、お勧めしたいモデルの一つに挙げさせて頂きました。
・SBGB003/9R84-0AA0
独立以前の2013年に発売された"SBGB003"。
グランドセイコーの中では比較的珍しいクロノグラフ搭載モデルとなります。
統率された綺麗な円に加え、44mm径のケースの大きさがインパクトを与えてくれます。
ラグジュアリーなモデルが多い中で、少しテイストを変えて使用したいグランドセイコーユーザーには
もってこいのモデルとなっております。
・SBGA085/9R65-0BH0
こちらも独立以前の2011年発売。
まさにシンプルイズベストであり、性能も文句なしのモデルです。
マッドブラックの文字盤に必要最低限の装飾が施されたSBGA085は、
カジュアル、フォーマル、スポーツと着用シーンを選ばなず使用できるデザインとなっています。
どこか日本人の謙虚さが表現されたそんな一本であるように思わされます。
さて、本日はグランドセイコーの変遷、スプリングドライブの魅力についてお伝えしました。
冒頭にもお話した通り、海外人気が非常に高くなっているブランドであると日々の相場を見ながら感じさせられます。
日本のモノづくりの文化が非常に体現された"グランドセイコー"。
当店にも取り揃えておりますので、気になる方はぜひ足をお運びください!
また、買取に関しましても限界まで頑張らせていただきます。
皆様のご来店心よりお待ちしております。
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