こんにちは!
かんてい局上尾駅前店スタッフです!
本日はヴァシュロン・コンスタンタンの歴史解説の後篇です。
前篇はコチラをごらんください!
前回は創業から第二次大戦の時期までを解説させて頂きました。
今回の後編では第二次大戦から現代までをご紹介いたします。
目次
1955年 創業200周年記念
1955にヴァシュロン・コンスタンタンは創業200周年の節目を迎え、その記念に厚さ1.64mmという世界最薄のムーブメントを発表します。
ドワイト・D・アイゼンハワー大統領、エドガール・フォール、ニコライ・ブルガーニン、アンソニー・エデンらのサミットに参加した
政治家に贈る特別な腕時計を製造します。
1969年 クオーツショック
1969年にセイコーから世界初のクオーツ式腕時計「アストンロン」発表されました。
クオーツ式の腕時計に押され、スイスの時計業界は大打撃を受ける中、ジョルジュ・ケッター氏の跡を継いだ
ジャック氏は同社の事業をどうにか維持します。
1970年 現在の社名へ 世界一高価な複雑時計
長らく「ヴァシュロン&コンスタンタン」が社名でしたが、正式に現在の社名である
「ヴァシュロン・コンスタンタン」(Vacheron Constantin)に変更されます。
1979年に世界一高価な複雑時計「カリスタ」を発表します。
カリスタは熟練の時計職人が6000時間をかけて組み立て、さらに20カ月118個もの最高級のエメラルドカットのダイヤで
装飾を施すという、素材や技術を惜しみなく注いだ傑作です。
1981年にダイアナ妃に贈るレディ・キャラの特別仕様モデルを製造。
1987年 ジャック氏の死去
1987年にジャック氏が亡くなり、ヴァシュロン・コンスタンタンの株の過半数をサウジアラビアの元石油大臣である
「アハマド・ザキ・ヤマニ」氏が獲得し、アラブ系の投資ファンドであるインベストコープ社の傘下になります。
その後、1996年にリシュモングループが同社を買収し、現在もリシュモングループの傘下です。
1992年に世界最薄3.28mmという驚異的な薄さの
ミニッツリピーター搭載ムーブメント「キャリバー1755」を発表。
1998年にジュウ渓谷に部品製造のためのアトリエ「アトリエ・ヴァシュロン・コンスタンタン・ヴァレ・ド・ジュウ」を
設立します。
21世紀のヴァシュロン・コンスタンタン
21世紀に入り、ヴァシュロン・コンスタンタンはより現代的なデザインの時計を指向するようになります。
2003年、スポーツライン「オーバーシーズ」レディースライン「エジュリー」を発表。
オーバーシーズはロイヤルオークやノーチラスと並んで現在流行してるラグスポとして知られています。
2004年にパトリモニーシリーズを発表。
パトリモニーは同社の時計製造が3世紀目に入ったことを記念して誕生したコレクションで、厚さ5.25mmと世界最薄の
機械式時計として発表されました。
また、同年に本社及び製造拠点をジュネーブのプラン=レ=ズゥアトに移転、高級ブティックやマスターメーカーの
ワークショップなどを含む複合的な施設となっています。
2005年に250周年を記念して「トゥール・ド・リル」を発表します。
トゥール・ド・リルはこれまでで最も複雑な機構をもつ両面の腕時計で、16の複雑機構、天文ダイヤル、手作業で施されたエグレービングなど
同社の技術の粋が注がれた名作です。
開発には10000時間以上かかったといわれており、ジュネーブウォッチグランプリでは最優秀賞に輝きました。
2013年にジュウ渓谷のル・ブラッシュに新たなアトリエを建設しジュウ渓谷に3か所あったアトリエを集約します。
2015年に創業260周年を記念して世界一複雑機構を搭載した懐中時計「REFERENCE 5726」を発表します。
57もの複雑機構を搭載し2826個ものパーツで組み上げられた唯一無二の時計です。
ぜひ一度ご来店下さい!
店舗情報
전당포 PAWN SHOP 当铺 Sanglaan casa de empeños